案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2022年7月15日金曜日

写真集 上田丸子電鉄の記憶

やはりこの時代の駅風景はどこの路線でも魅力的です。
1966~1973年に掛けて撮影された上田丸子電鉄の写真集が今年6月に信濃毎日新聞社から発刊されていました。丸子線、真田傍陽線、別所線の3路線を駅ごとに纏めた情感溢れる駅の写真が主体で、解説はほぼキャプションのみの写真集でした。

前回発刊された公文書・報道・記憶でたどる上田の鉄道「別所線 百年物語」に各路線の歴史と地図が詳しく掲載されているのでこれとセットの感じです。
車両に関しては昨年発刊された髙井薫平さんの地方私鉄シリーズ第13巻「上田丸子電鉄」があります。

奥村榮邦 写真
編集者:信濃毎日新聞社出版部
発行者:信濃毎日新聞社
定価 2,200円(税込)


見開きが30数点ほどあり、やはり写真集は見開き写真に感動があります。


信濃毎日新聞社発行

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