案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2020年3月8日日曜日

最後の池袋発 直通三峰口・長瀞行

3月14日に実施する西武鉄道ダイヤ改正で、土休日の朝夕に運転される秩父鉄道直通列車の運転区間が見直しとなり、今日が最後の池袋発 直通三峰口・長瀞行。

白いセミクロスシート車4000系が消える訳ではなく4000系が池袋~飯能間を走ることが無くなるだけのことですが、最後の池袋発 秩父鉄道直通で三峰口まで乗ってみました。

 三峰口で見れる4000系が消える訳ではなく、今日の16:25発が最後となる直通「池袋」行。次の休日から直通は三峰口~飯能間となる。2020.3.8

とうことで最後の急行「池袋」行先表示を分かるように撮ったものです。

ダイヤ改正後も飯能~三峰口間の直通はあるので三峰口のこんな光景はまだまだ見れるでしょう。

所沢で乗る快速急行「長瀞・三峰口」行もこれが最後となった。

新型ラビューへの置換えで3月14日ラストランとなるレッドアローのHM。所沢

人気のレッドアロークラシックも今週3/13日がラストラン。こちらはラストランのHMもなかった。西武秩父

池袋線の特急は全てラビューに置換えとなる。 所沢

4 件のコメント:

esehoku さんのコメント...

近くに住んでいる割には事情を知らないのですが、池袋直通がなくなって、飯能〜三峰口間に短縮という事なのですね。
採算性なのでしょうか?
秩父・三峰口へのアクセスというと、昭和44年に西武秩父線ができて、しかも特急レッドアローが設定された事で、多くの人が池袋から秩父方面へ向かうのが普通の感覚になっていると思います。
東京・上野から高崎線か新幹線で熊谷へ、そこから秩父鉄道というのは乗り換えも面倒ですし、秩父鉄道には急行も設定されていますが、速達性でも劣るんですよね。
今後も秩父方面へは池袋からというのは変わらないでしょうが、何かちょっと不便になってしまうのではと思ってしまいます。

katsu さんのコメント...

esehokuさん
私も池袋線は詳しくないので、今もこんな直通三峰行が走っているなんて知りませんでした。
この休日朝夕だけ2本走っている直通は観光客などにとってはとても便利かと思います。
特急を使った場合は西武秩父駅から秩父鉄道への乗換が大変です。

新ダイヤでは急行で飯能まで行き飯能発に乗換えれば今までと変わらないと思います。
ただし池袋~飯能間がロングシートで楽しくないでしょうけど。
そして本数は朝2本、夕方2本と今までと変わりません。

以前は東武の日光行きにも急行のクロスシート車がありましたが浅草発は廃止されました。
特急に乗らずこういうクロスシートの急行に乗って楽しむ鉄道ファンはけっこういると思います。

Cedar さんのコメント...

東武快速6500に次いで、西武も2扉クロスを都内から締め出し、利用者の減少が実態のようですね。ホームドアの設置というのが鉄道会社に格好の口実を与えてしまいましたね。
たまのお出かけなら、もの好き鉄以外の人は特急電車、ということなんでしょう。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
その通りだと思います。
土日の朝2本だけの秩父鉄道直通の利用客は少ないと思われます。
もの好き鉄が秩父鉄道を撮りに行くのに特急使わず楽しめる絶好の直通列車でしたね。
いまだに池袋から直通が走っていたなんて知らなかったです。
西武の新ダイヤではまた列車種別が複雑化しそうですが私には無縁です。