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高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2017年12月22日金曜日

新宿南側の今昔

新宿南口のサザンテラスと呼ばれる一帯は、小田急の線路上の空間を利用して目覚ましい発展を遂げている。現在のビル群がまだできていなかった54年前と比較してみました。

南新宿駅側から新宿駅方面を見る。2017年5月
正面に高島屋のビルが建ち、左隣に昨年開業したJR新宿ミライナタワーが建つ。
このカーブしたところに昔の南新宿駅があった。

小田急新宿駅の立体化が完成した頃で、周辺にはまだ高いビルが建っていない。学生の頃、小田急で新宿駅に到着する直前によく見た懐かしい風景。1963年3月
貨物線ホームがあった。

斜めに渡る都道414線の脇に南新宿駅があった。右手に小田急旧本社が見える。

写真1枚目の位置から南新宿駅方面を見る。 2017年5月

8 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

このお写真のころは、地下ホームが優等列車用だったんですかね?急行マークのHE車もSE車も地下線から出て来てますね~知らなかったです。

置き猫 さんのコメント...

空の広さが今とはぜんぜん違いますね。
地平からビルの渓谷へ、新宿1号踏切から新宿駅方向にいたってはサザンテラスのペデストリアンデッキが覆いかぶさり、まるで全体が地下線のようになってしまいました。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
私も何で地下駅から特急が出てくるの? と思っていました。
この頃は各停が地上駅に出入りしていて、地上駅/地下駅の列車が今とは逆のようです。

katsu さんのコメント...

置き猫さん
サザンテラスの空中廊下を歩いていると、昔の小田急の線路風景と結びつきません。
確かに小田急が地下線のように感じてしまいます。
甲州街道が走っているだけだった新宿南口は、JRも含めて線路上の空間を巧く利用して様変わりしたものです。
JR新宿駅の線路上の空間利用はまだまだ増殖していくのではないでしょうか。

skazuu171 さんのコメント...

一枚目の写真の左隅に貨物ホームから伸びたへろへろな線路はそのまま国鉄線への連絡線なのでしょうか。でも地上ホームへ向かう線路と交錯することになるだろうし、気になります。

katsu さんのコメント...

skazuu171さん
左のへろへろ線路は連絡線ではありません。
右側にもし連絡線があったとすれば、大昔の未知の世界のことになりますね。

chitetsu さんのコメント...

こうやって比較写真を拝見すると、随分狭っ苦しくなっていますね。
どこでも見られることかもしれないですが、なんかゆとりが無くなって来ていてイヤですね。

katsu さんのコメント...

chitetsuさん
ミニレイアウトにストラクチャー詰め込んだような感じの今ですね。
昔の風景はお座敷運転といったところでしょうか。
南新宿駅の今昔位地関係が分からなかったのですが、こんなに移動したのですね。