案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2012年5月6日日曜日

尾小屋鉄道 5号機撮影会

最近、諸河久プロからこんな写真を頂戴しました。
1970(昭45)年秋の尾小屋5号機撮影会の写真です。
前日に尾小屋に一泊し、素晴らしく晴れ渡った朝に尾小屋駅に向かうと、既に撮影を開始されている皆さんが居て、皆さんと一緒に撮ったものです。
この尾小屋駅の朝の出来事はよく覚えているのですが、記念写真を撮ったことは全く記憶がありません。
諸河氏に全員のお名前を教えてもらい驚いたのは故臼井茂信氏が写っていたことです。
そしてその横には夜のC62流し撮りで有名なあのT氏が。
お二人がこの日いらしていたことを40年以上経て初めて知った次第です。
同行した故飯島巌氏がキャブに、その下に諸河久氏、そして右の綿パン姿が私です。
誰もが若かった42年前の遠い昔の出来事でした。


尾小屋駅の5号機の前で. 撮影:諸河久氏 1970.11.03

2 件のコメント:

青蛙 さんのコメント...

私も町田のTさんとこの撮影会に参加していますが、お互いにすれ違ったのでしょうか。最後まで残らず次の目的地に行きましたが貴兄と
諸河さん、飯島君のお三方に会いたかったなぁ。
昭和37年に貴兄とともにナロー散策に行き
三重交通から来たばかりの客車に感激し以後
尾小屋鉄道の魅力にはまりましたね。遠い昔だ。

katsu さんのコメント...

青蛙さん
あの日、青蛙さんとTさんの二人も別行動で参加していたのが判ったのはつい数年前でしたね。
何故別行動だったのか、何故現地で出会わなかったのか不思議です。
鉄道画報の軽便シリーズ最終回で尾小屋を取上げる予定が
画報の廃刊で、青蛙さんTさんの撮影会写真が陽の目を見なかったのが残念です。