案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年9月11日日曜日

花巻電鉄 泥んこの朝

初春のどんよりとした朝のぬかるみ道を、西公園から数駅先まで西鉛温泉方面に向かってみます。

石神 - 西公園  1966.3.4
西公園を出発した下り電車は古い家並みをかすめて直進し、その先を右へカーブして消える.

石神 - 西公園
石神の手前で鼬幣稲荷神社の前を走る.この区間は狭い道路で穴ぼこだらけ.
車とのすれ違いで電車はドロ水を掛けられたことでしょう。


泥んこの朝の通勤・通学時間

ドロを撥ねられないように登校する小学生.  石神近辺

2 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

言葉がありません・・すばらしい

katsu さんのコメント...

Cedarさん
ありがとうございます。
ドロ道のトロリーライン風景には
福島交通軌道線と同様 独特の雰囲気がありますね。
貧弱な架線はCedarさんのツボを刺激するのでしょう。