案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2025年9月23日火曜日

雨上がりの金石街道(続)

 


入替作業が済むと貨物列車は中橋へ向けて走り出した.

金石線の画像をデジタル化したのは2011年頃でした。あれから10年後に再スキャンしたのがこの画像、ネガは劣化し斑点だらけで時間掛けてゴミとりしたものです。
1964年のモノクロネガは撮影後50年辺りまでは、まだ何も劣化してなく綺麗なネガだったことになります。


4 件のコメント:

青葉台 さんのコメント...

相変わらずの素晴らしい写真です。
ネガの劣化で修復に苦労されているようですが、私も全く同様です。
マウスの押し過ぎで手首が痛くなりました。
良い写真でもゴミとかが浮き出ているのを見るとがっかりさせられますね。

katsu さんのコメント...

青葉台さん、ありがとうございます。
私は10年前にネガほぼ全てをデータ化しましたが、今や当時の画素数では全然不足で、スキャンをやり直しています。その都度、感じるのがネガの画質劣化ですが、全てスキャンやり直す気力もなく困った問題です。本にするとき、出版元により10年前の軽い画像でも綺麗に仕上がることがあります。

青葉台 さんのコメント...

画像のデータ量については私も疑問に思っています。
どの程度の大きさで使用するのか、あるいはTri-Xで撮影した粒子の粗いものを画素数を増やしても意味がないとか、版元はやたらにデータ量の多いものを要求してくるので?と思うことがしばしばです。
katsuさんに比べると私のネガ枚数はずっと少ないのですが、私は全てをできるだけ高精細で再スキャンしました。

katsu さんのコメント...

青葉台さん
全く同感です。今回の「軽便讃歌13」ではかなり軽い画像が使われています。軽くても毎度綺麗に仕上げてくれる出版社です。しかし他の出版社ではとても使い物にならない画像でしょう。