先日、紅葉のわたらせ渓谷鉄道に乗って通洞にある古河足尾歴史博物館(あしおトロッコ館)に保存されている産業用機関車を訪ねてきました。帰りにすぐ近くにある足尾銅山観光(観光客のほとんどがここへ行く)にも立ち寄ってみましたが、地下展示室にあった小さな坑内用電機が注目でした。足尾銅山観光の詳細はネットにいろいろと紹介されているので省略します。本命の古河足尾歴史博物館(あしおトロッコ館)は次回アップします。
観光で有名な足尾銅山観光のトロッコ列車に乗って坑内へ。
トロッコ列車を降りて坑道の先にあった歴史資料展示室。
足尾銅山の坑内軌道は475mmゲージで誠に小さな機関車。
余りにも小さな車体でポールが巨大に見える。明治26年に足尾銅山工作課にて新造。
9 件のコメント:
475㎜ゲージがあるなんて初めて知りました。
1フィート8インチ(508㎜)が最狭だと思ってましたが。
にぶろくさん
蓄電池式ミニ機関車の508mmより更に小さいこんなゲージがあるんですね。
昭和43に古河鉱業(株)足尾工業所に納入されたニチユ製4t電気機関車も475mmです。
こんにちは。
私の地元だった北九州市の話です。
八幡西区から東区にかけて河内貯水池と言う大きな池があります。新日鉄が工業用水確保のため大正時代に建設されたのですが、地元の言い伝えで建築材料を運び込むために引き込み線を設けていたけど、完成間近になって付近が豪雨に見舞われて、機関車を引き出すことが出来ずに水没してしまったという話があります。
もしも本当なら水面下40メートルくらいの所に明治時代くらいの蒸気機関車が1両沈んでいると言うことになりますが、今となっては伝承レベルの話になっているのでしょうか?
それとも新日鉄が当時管理していた機関車をしらみつぶしに調べていくと真偽のほどが明らかになるのかもしれないと言ったお話でした。
U-BOATさん
足尾の地下展示室に保存された炭鉱用電気機関車は
明治26年に足尾銅山工作課にて製造され日本初の電機機関車の説があるようです。
一方、もし北九州市の湖底に明治生まれの蒸機が沈んでいれば、
明治生まれの両者が面白い対比になりそうです。
足尾銅山には、7年前の夏、以前にも書き込んだ妻沼から、高崎経由で桐生を経て上毛電鉄で赤城に出て、「関東の耶馬溪」とも呼ばれる景勝地「高津戸峡」と芝居小屋を見て、大間々からわたらせ渓谷鉄道で通洞で降り、銅山観光に立ち寄っています。入口からトロッコ電車に乗り、坑内に着いたとき、真夏なのに肌を突き刺す寒風がものすごく、持ってきた長袖にとっさに着替え、この晩の宿を取った奥日光の涼しさに備えて長袖を用意したのは正解だった、と思ったのでした。構内の展示風景も、まさに写真にある通りでした。
足尾銅山の鉱毒事件はよく知られていますが、足尾町内の山も鉱害で枯れ木の山となり、閉山後には植林を行って失われた自然を取り戻す事業が始まったのですが、汚染された土壌と空気が昔のように綺麗になるのには、まだまだ遠い先のことになるとか…。
足尾町は現在は合併で今市・鬼怒川などと共に日光市内になっていますが、日光の清滝に精錬所があって、かつては「市電」で貨物輸送も行われたことは、こちらも以前にこのブログで知ったのでしたが、日光とのつながりは、今もまだまだ強いのでしょう。足尾と日光を結ぶバスは、本数は少ないのですが、今も日光市営として運行を続けているようです。
足尾には大学時代に鉄研の仲間(M君も一緒でした)とクルマでSL撮影に行ったことがあります。通洞あたりまでくると山に木が無くなり異様な景色に目をうばわれた記憶がありますが、今や紅葉がきれいなんですね~。
伊豆之国さん
いつも旅体験記をありがとうございます。
今回は「足尾銅山観光」はついでに短時間寄っただけで次回ゆっくり見学したいと思っています。
今は足尾の山もかなり緑化されているように思います。
足尾の全体を見た訳ではないのでわかりませんが。
Cedarさん
観光シーズンに元足尾線は乗るものではないと書いて、はっと気づきました。
こういう元足尾線観光トロッコ列車に乗りに来て下さる観光団体客が鉄道の収益に。
こうして廃線にならずに維持されているのも観光客のお蔭と思います。
足尾の山も緑化が進んでいるようでした。
次回は泊りがけでのんびり元足尾線トロッコ列車に乗って観光気分で楽しみたいものです。
その時は駅弁やみやげ物をたくさん買います。
謹啓 Katsu様
突然ですが、新年おめでとう御座居ます。 以前から、コッソリと
楽しませて (参考にして居る)モノです。
実家の【せぇーでーじの けぇーべん】が表紙に乗ったのでチョット
驚き御便りしました。
既に大先輩の牧野氏の綺麗な御写真集や、先輩の安保氏の詳細でな念入
りな書籍で語りつくされて居るので、当方なんぞ何も追加で申す事も無
しです。
で、余計で御存じかも知れませんが気楽に楽しめる、【りょうーびさん
の創った動画】と【岡山市の某模型店さんのWeb写真集】を紹介します。
【両備ホールディングス】↓
http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/kyo/M2016061516080480120
【Web写真集】↓
http://www.lok.jp/prototyp/saitetsu/index.htm
多田野抜作 敬具 』
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