案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2018年10月26日金曜日

ビネガーシンドローム対策

今回の写真集と写真展に使ったネガ全点を、グラシン・スリーブと紙箱に収めてネガの保存を最適にしてみました。お菓子の空き箱(紙)のような箱でほんとうに効果があるのか。まあ、これまで缶に密閉して来たネガよりもマシだと思いやってみました。50年以上経ったネガがあと何年生き延びられるか。

コスモインターナショナル製 GSF3510 グラシン・スリーブネガ 袋

コスモインターナショナル製 MC1012 マイクロチャンバー保存箱(紙箱) 

50年前後経ったネガをビニール・スリーブ→グラシン・スリーブに入替えて、マイクロチャンバー保存箱に収納したもの。

6 件のコメント:

モハメイドペーパー さんのコメント...

 フィルムはベースが黒っぽいからコニパンでしょうか(それともコダック?)。私の経験だとフジのネオパンの方がビネガーシンドロームになりやすいようです。

katsu さんのコメント...

モハメイドペーパーさん
黒っぽいのはコニパンです。
私の場合、幸いにしてほとんどがコニパンでありネオパンは少ないです。
ネオパンは少し兆候が出初めているのがあり隔離しています。
自分のスキャナでのスキャニングは全て終わっているのですが、
業務用スキャナでのスキャニングに備えてネガの延命を図っています。

Cedar さんのコメント...

やはりビニールは駄目ですね。先日ブログに出した昭和42年のカラーネガは、当時のパラフィン紙のスリーブのままです、退色はあるものの、ビネガーは大丈夫です。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
私の55年前からパラフィン紙のスリーブに入ったままのネガも大丈夫です。
ところが、パラフィンのスリーブでもネオパンだけは確実に兆候が出始めています。

Cedar さんのコメント...

再コメ失礼します。ネガ保管に使われている紙製品はどこで入手されましたでしょうか?ご教示下さい。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
ヨドバシ新宿です。グラシン・スリーブは品切れ?なのか当分入荷しないとのこと。
一見お菓子の空箱風の紙箱は驚くほど高いです。なんでこんなに高いの!
でも、これで少しでもネガが延命できるならと投資しました。