案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2016年2月10日水曜日

筑波鉄道 樺穂(かばほ)駅

      
筑波山を背景に夕暮れを行く。樺穂あたりから見る 筑波山が魅力的であった。
樺穂 1987.3.22
筑波鉄道の軌道跡は自転車道として整備され、ここを自転車で走るとこんな筑波車窓風景は至るところで見れるでしょう。特に筑波北方の樺穂や紫尾あたりを真壁のひな祭りシーズンに走ってみたいものです。今やこの辺りの駅建屋の面影は何も残っていないでしょう。

 樺穂(かばほ)駅 大ギセルで有名な加波山タバコ神社。筑波連峰の加波山への登山口。

ローカルカラー満点であった筑波鉄道の各駅

 樺穂駅


6 件のコメント:

H.Kuma さんのコメント...

樺穂駅とその周辺の佇まいがいいですねぇ。
筑波鉄道は現役時代に乗った事がなく、いつか廃線跡を自転車で走りたいと思ってます。
毎年桜の季節、それも程よく桜吹雪になるような時期を狙っているんですが、なかなか天気や自分の都合でタイミングが合わずにいます。
まぁ、そう欲張らずにちょっと妥協すれば、いくらでもチャンスはあるのですが…。

なと。 さんのコメント...

ここには戦後間もない頃まで樺穂興業という人車軌道があったとのことです。
駅自体、人車軌道からの請願駅とのことで興味が沸きます。

katsu さんのコメント...

H.kumaさん
自転車はkumaさんのお得意でしたね。
土浦から岩瀬まで廃線跡を難なく走破できると思います。
軌道跡が自転車道として殆ど整備されているのではないでしょうか。
桜の季節、申し分ないですね。
山裾の春の陽気が素晴らしいことでしょう。

katsu さんのコメント...

なとさん
華穂駅まで華穂興業軌道があったとは全く知りませんでした。
情報を見てみると中々興味深い軌道ですね。
華穂駅にあった貨物線跡らしき広いスペースは昔の石材積込場でしたか。
この辺りいかにも石の町ですね。

京葉帝都 さんのコメント...

一連の筑波鉄道の記録写真を楽しませていただきました。沿線は時々車で通るエリアで、真壁や北条など古い町並みや筑波山ろくの田園風景はあまり変わっていないような気がします。この路線は一度だけ土浦から岩瀬まで乗車したことがありました。筑波山の景色と廃止が近い鉄道が持つ寂寥感が混じり合っていました。ツートンカラーのDCは常総線、竜ケ崎線、小湊線、加越線などと共に国鉄からの乗り換え非電化路線の目印でした。北部のバスの定期運行も無くなった現在、お年寄りが病院へ行くにはオンデマンドタクシーが頼りになってしましました。重要伝統的建造物保存群に指定されている真壁は外国人に紹介したくなるくらい素晴らしい街並みです。西の今井町(橿原市)と双璧ではないかと思います。

katsu さんのコメント...

京王帝都さん
最近の真壁は数年前にひなまつりに一度だけ行ったことがあります。
つくば鉄道が走っていた頃は、クルマで真壁の街中を何回も走ったのですが街の魅力に全く気付きませんでした。
今では真壁に行くには鉄道もバスもなしでクルマでないと行けないのが残念です。
街の建造物にカメラを向けるのは楽しいですね。
もう一度行って街を見てから廃線跡を自転車借りて走ってみたいものです。