案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2014年12月27日土曜日

鹿島鉄道 週刊誌広告付き気動車キハ714

鹿島鉄道が消えてまもなく8年になる。昨年10月に鹿島鉄道「気になったキハ714」で取り上げた元夕張鉄道の気動車、大きな週刊誌広告付であまり注目されなかった車両だが改めて見るとほんとうに美しい。画像を追加して美しいキハ714を大きめの画像でアップしてみます。2007年に撮ったカメラ撮像素子はすべてコンデジサイズです。

石岡駅の今 2014年12月  撮影:トミオカさん 使用許可済 
facebookのこの1枚から在りし日の鹿島鉄道が思い起される。鹿島鉄道石岡駅の跡地はこれから工事が始まりだだっ広い駅前ロータリーになるのでしょう。

石岡 2007.03.08
バス窓で屋根が銀色に塗られたキハ714  側面の週刊誌広告で随分損をしていた.

石岡 2007.03.08
常磐線のホームの向こうに「鹿島鉄道のりば」があり、構内にはいつも週刊誌広告のキハ714が停車していた.味わい深いホームの屋根がうねっている.
石岡構内でいつもここに休んでいたキハ714. 2007.03.08
側面の週刊誌広告『週刊の怪物Gallop』とは産経新聞社の競馬週刊誌のことであった.

梅が咲き始める頃 八木薪を行くキハ714. 浜 - 八木薪 2007.03.28

霞ヶ浦湖畔を行くキハ714.廃線間際はよく出動していた.     2007.03.28


のどかな沿線、霞ヶ浦湖畔のいばらき風情
鹿島鉄道の魅力は車両と沿線のいばらき風情にあった.
廃線間近の春のいばらき風情が忘れられない.


キハ600+キハ714  2007.03.31 榎本 - 玉造町

キハ714 最終日の走り. 榎本 - 玉造町  2007.03.31

お別れの日、榎本駅のキハ714

湘南型二枚窓の美しい顔  鉾田

最終日の夜20:30には石岡にいたキハ714.    2007.03.31
深夜に常陸小川へ移動し二度と石岡に戻ることはなかった.

2 件のコメント:

lodgershinmeishrine さんのコメント...

石岡と鉾田間を往復した50年前のある日。
その時に使用した切符をまだ持っています。
石岡駅の構内で廃車になり放置されていた、
クラウスとナスミス・ウィルソンの写真を
撮影しました。まだ鹿島参宮鉄道鉾田線と
呼ばれていた時代です。昔話ですみません。

katsu さんのコメント...

lodgershinmeishrineさん
鉾田線の訪問が50年前でしたか。
よい時代に訪問されましたね。
私が訪問したのは1966年夏で48年前でした。
鹿島参宮鉄道鉾田線から関東鉄道鉾田線になってまもなく
機関庫脇にクラウスが居ましたがナスミスには気付きませんでした。
1966年4月廃車届の後に解体とあるので消えた直後だったのかも知れません。
ほんとうに遠い昔のことになってしまったものですね。