案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年4月29日金曜日

井笠鉄道 早春の軽便2

昨年5月29日アップした「井笠鉄道の矢掛支線」の続きです。

宿場町矢掛の駅前  1967.3.8    ポップアップ画像
駅前は広いバスターミナルになっていた.
黄色いオート三輪とボンネットバスが時代を感じさせる.
構内にはホジ7と8そしてホハ2が休む.

ホジのバケットには荷物が積み込まれていた.


開通当初から活躍している最古参客車 ホハ1~6.ダブルルーフ、妻面Rが好ましい.
写真↑のホハ2は、今も西武園ゆうえんちに他の3両と伴に保存されている.

西武ゆうえんち内のレストラン ホハ2  2011.04.28

6 件のコメント:

鹿ヶ谷 さんのコメント...

井笠の風景いいですね。
私は1966年から鉄道写真を撮り始めたので、撮ろうと思えばこのような写真が撮れたかもしれないんです。
でも、井笠には国鉄蒸機の撮影のついでにちょっと寄っただけでろくな写真がありません。
残念なことをしました。

katsu さんのコメント...

鹿ケ谷さん
コメントありがとうございました。
コメントがエラーになり申し訳ありませんでした。コメント投稿欄の案内を出すようにします。

1960年代の後半から撮られたのですか。あの頃は国鉄蒸機が盛んでしたね。私は逆で蒸機はついでに立寄ったので、私が撮ったものはろくなものはありません。
長く生き延びた井笠、尾小屋などはかなり注目されていたようですが、私はもう止めてしまってそれが残念です。もっともっと通うべきでした。
井笠は美しい客車をアップして行こうと思っています。昨日、西武園ゆうえんちで保存客車を始めて見てきました。

Cedar さんのコメント...

矢掛の駅前風景が堪らなくいいですね!
katsuさまの写真がすばらしいのは、単なる<車両写真>ではなく、生活感・空気感真で地雄ら得ていらっしゃるところですね。
いつも感心しています。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
ありがとうございます。
そう感じて頂くと嬉しいですね。
車両写真も沢山撮っていますが、目的は模型製作のための資料に過ぎません。
駅舎なども模型用に少し撮ったのですが、こちらはその時代や、その場の空気を感じる事がよくあります。これに気付いたのは何十年も経ってからでした。駅前を撮らずに悔しい想いをするのは度々です。

鹿ヶ谷 さんのコメント...

今、井笠風の客車を小型ライブスティームに牽かせるために1/17スケールで製作中です(762mmを45mmにすると約1/17)。西武遊園地に現物を見にいければいいんですが、シドニーからはちと遠すぎる。
勝手なお願いですが井笠の客車の写真をアップしていただくと助かります。

katsu さんのコメント...

鹿ケ谷さん
尺度1/17の軽便とは凄いですね。
近々にできるだけ多くの井笠の客車(現役時代)をアップしてみます。