案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年3月1日火曜日

仙北鉄道 キハ2406

仙北鉄道が戦後唯一製造した東急車輛製のキハ2406は、正面2枚窓の湘南型スタイルと当時の最新型であったが、製造はなんと1955(S30)年とかなり古い。昔の鉄道模型趣味誌に竣工図入りで紹介され、バス窓がずっと印象に残っていた。
仙北らしい魅力的なバケット付キハ2401・2402や2404に目を奪われて、このキハ2406は撮ったつもりが殆ど撮っていなかった。このセミクロスシート車に乗っておくべきであった。

登米 - 浅部を行くキハ2406  1964.8.4
この場所をネットで調べると、登米を出たカーブあたりと思われる。


登米の一つ手前に、こんな浅部の駅が。


スイッチバック駅の米谷を発車したキハ2406

外観に較べ台車は古い。  瀬峰
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