案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2021年1月20日水曜日

早春の津軽五所川原駅

 本日発売の鉄道模型趣味(TMS) 2月号の"失われた情景"第20回は津軽鉄道です。

現存している路線でしかも多くファンが撮影している人気の津軽鉄道。
何が失われたのかをどう表現するか、えらい時間を掛けた原稿でした。

乗客の賑わいと様々な車両が在籍しよくこんなに居たと思われる車両の数。
それと当時健在であった貨物輸送など、ある時代の津軽五所川原駅風景があった。





今月号は何故かモノクロ印刷が素晴らしく岩木山が列車の背後にうっすらと出ています。

4 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

Cedarは非電化私鉄にはあまり足を運んでいませんが、確かに昔の私鉄って、やたらに車輛の数が多かった記憶がありますね。通勤通学の足として重要だった時代ですね。電車線でも客車に引き通し線付けただけのが電車に牽かれて走ってました。それなら維持費も掛からなかったでしょう。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
その通りでマイカー時代になる前に
車両の台数が多かったのはそれだけ乗客がいたんですね。
駅が乗客で賑やかでした。

貨物輸送もあり貨車1両でも編成に変化がありました。
電車線のトレーラーもよく見掛けました。
そんな風景もいつの間にか消えてしまいました。

chitetsu さんのコメント...

青森勤務時代にずいぶんと出かけました。でも最初の訪問時に比べると車輌もシンプルになりつつありました。お写真にあったような長大貨物列車に客車をつなげた混合列車時代が懐かしいです。

katsu さんのコメント...

chitetsuさん
そうでしたか沿線の四季折々の津軽が素晴らしかったでしょうね。

最近行ったことがないですが、ほんとうに車両がシンプルになってしまいましたね。
昔に比べると乗客が減ってしまったせいでしょう。
その昔はDC機関車やダブルルーフのボギー客車などがいて津軽に似合う鉄道だったようです。