案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2018年10月26日金曜日

ビネガーシンドローム対策

今回の写真集と写真展に使ったネガ全点を、グラシン・スリーブと紙箱に収めてネガの保存を最適にしてみました。お菓子の空き箱(紙)のような箱でほんとうに効果があるのか。まあ、これまで缶に密閉して来たネガよりもマシだと思いやってみました。50年以上経ったネガがあと何年生き延びられるか。

コスモインターナショナル製 GSF3510 グラシン・スリーブネガ 袋

コスモインターナショナル製 MC1012 マイクロチャンバー保存箱(紙箱) 

50年前後経ったネガをビニール・スリーブ→グラシン・スリーブに入替えて、マイクロチャンバー保存箱に収納したもの。

2018年10月12日金曜日

写真展 10月12日

皆さまのご来場ありがとうございました。
いよいよ明日から最後の3日間となりました。
開催は10月15日(月)までで、最終日は16:00終了です。

ここから始まる1日

後半、写真集の売れ行きが加速する。嬉しい悲鳴です。

人気の巨匠のジオラマ福島交通軌道線。

テーブルでは熱心な地方私鉄時刻表のファンが来訪。地方私鉄ファンは意外に多いのですね。とても熱心な人ばかり。

2018年10月9日火曜日

写真展 10月7、8日

7日と8日の写真展では長崎市街の写真に、ふるさとを見つけた長崎出身者が二人も来場しました。長崎で育ちその後東京に来られて、写真のあの時代からそれぞれが51年の人生を送って、今こうして新宿でめぐり会う不思議なご縁である。

「これ俺の家だよ!」
来場者から「これ俺の家だよ!」の声、生まれ育った51年前の長崎市街の写真に我家を発見。この写真の時は8才くらいだったそうだ。気になっていた周辺の古風な建物についていろいろ教えてもらうことが出来た。

拡大してみると。

「ここが私の女学校よ!」
そしてその翌日も長崎出身者が現れる。51年前の長崎市街の写真で「ここが私の女学校よ!」、「ここが私が住んでいたところ」と長崎の元女学生が現れた。それは何と昔googleで調べていたあの活水女子大(現名称)であった。

51年前の長崎電軌と活水女子大(現名称) 1967年3月
背後に見えるいかにも長崎らしい建築が気になってさんざん調べたことがあった。
昨日のご婦人は私と年齢が近いのでこの写真の頃、女学生でこの女学校に通っていたことになる。

 「ここが私が住んでいたところ」

 会場風景

2018年10月6日土曜日

写真展 10月6日

週末の三連休初日。やはり昼あたりから混みあってきた会場。
休日だけあって次々と来客があり対応に追われる一日でした。
多くの方にご来場頂き、まことにありがとうございました。
ゆっくりお話できなかった方にお詫び致します。
お話すると本ブログをいつも見て下さっている方が大変多く、
驚きと喜びの連続でした。


 朝の新宿センタービル

佐々木カメラマン撮影

月光印画紙を使った銀塩プリントのファイル3冊など。
ナローの模型を出してきた人も。

2018年10月4日木曜日

写真展 10月4日

今回の写真展の特徴はテーブルに写真アルバムを置いてあることで、写真はデジタルを介さない昔からの銀塩プリントで、その殆どが月光印画紙に焼いたものです。

今回3冊のアルバムを用意しましが、本日も熱心にアルバムを見て戴く方が何人もいて、じっくりと1960年代を時間かけて楽しんで戴くとほんとうに嬉しいです。

 アルバム3冊を置いた丸テーブル。

福島交通軌道線


写真展 10月3日初日

今年2月に写真展が決定し下準備の後、3ヶ月間準備を進めてきて、いよいよ迎えた10月3日の初日、忘れることのできない一日となりました。

初日一番乗りはなんと大阪からわざわざこの日のためにいらして下さった方でした。また、今日一日いろいろな方とお話しができましたが、来場者には本ブログを見て戴いている方も多く嬉しい限りです。
夜のオープニングパーティではこの写真展について予想外の嬉しい評価ばかりでほっとしました。

開場15分前に準備完了。こんな展示で「地方私鉄1960年代の回想」がスタートしました。

一日目が終わるころ、これからオープニングパーティが近くの店で始まる。

2018年10月2日火曜日

昨夜のギャラリー搬入

昨夜の搬入ではchitetsuさんがうまい写真を撮ったのでfacebookから拝借しました。
私はこのような写真を撮る余裕なしでした。

明日10月3日(水)10:30にリコーイメージングスクエア新宿で、写真展「地方私鉄 1960年代の回想」がスタートし、火曜日休館で10月15日(月)まで開催です。私は毎日会場にいる予定です。


写真は全てゲータボードです。

写真展にジオラマの展示は珍しいことでしょう。
日本一の模型をchitestuさんに協力いただきました。