案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2014年8月1日金曜日

西鉄北九州線 若戸大橋風景

西鉄北九州線の続きで、西鉄100形に拘らず若戸大橋の風景を集めてみました。
巨大な橋はどうしても縦位置の写真になってしまいブログでは収まりが悪くて
アップロードを控えていましたが、貼り付けてみました。(過去アップ済の写真含)

撮影日: 全て1967.02.27
若戸大橋アプローチに沿って軌道は戸畑駅へ向かう.

電車が戸畑駅へ到着する.ここで大橋は若松へ向かって右へカーブし海を渡る.

若戸大橋の戸畑側の橋台の脇に駅があった.
現在は西鉄バス発着場「戸畑渡場」となった.

ここで行止まり戸畑駅


若戸大橋は開通以来昭和59年に4車線への拡張工事が始まるまでは歩道があって歩いて渡ることが出来たそうです。確か橋台のところにエレベータ乗り場があってここで約40m上の歩道まで登っていたようです。

幸町で分岐して軌道が戸畑駅へ延びる.

4 件のコメント:

狂電関人 さんのコメント...

katsuさま

ご無沙汰しておりました。
西鉄北九州市内線と若戸大橋のコラボ写真堪能させていただきました。
電関人が物心ついた時には北九州市内線の車両は筑豊鉄道を除き、ダークイエロー(クリーム?)&オレンジのツートンになっていたと
記憶してますので、
所謂西鉄ツートンの彼らが新鮮です!!
また、カラーのお写真に写り込んでいる
西鉄バスの塗装がめっちゃ懐かしいです。

katsu さんのコメント...

狂電関人さん
こんにちは。
北九州線はこの後にカラーリングが変更になったのですか。
1960年代後半あたりから地方私鉄ではバタ臭い派手カラーがよく使われ始めました。
派手カラーになる以前は実に落着いた印象的なカラーが多かったものです。
この西鉄カラーもその一つなんですね。
西鉄バスのカラーはお世話になった人でないとその懐かしさは判りませんね。
昔の時代のカラー写真ってこういう時にこそ有効なんですね。

Cedar さんのコメント...

ラストカットの110号はアメリカンスタイルでインディアナ、オハイオあたりに似た電車が見られます。
やはり良いなあ!北九州線。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
たびたび登場するCedarさんの北九州線の記事でこの路線への想い入れが良く伝わってきます。
この110は先日の100形とは違うと思ったら100形前期だったのですね。
頑丈そうに見える外観はアメリカンスタイル似でしたか。
この北九州線は専用軌道区間と筑豊電鉄乗入区間でメチャクャ飛ばしていました。
しかもそれが次々にやって来てあっけにとられました。
ギヤを高速用ギヤ比に変えたそうで(仕様書で確認した訳ではありませんが)
高速仕様(ノーマル仕様とちょとの差でしょうけど)の路面電車が都市間を走る正にインターアーバンの世界でしたね。