案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2014年1月31日金曜日

朝の熊本市電

出張で泊まったホテルを朝食前に飛び出して撮ったのが熊本市電であった。

朝のラッシュ時間帯で次々とやってくる市電と通勤客、朝の散歩をする人、掃除をする人、

どんな車両になろうとも車両のことは二の次で今ある鉄道風景の楽しさを気付かせてくれた場面であった。


通町筋停留場 2007.03.13

4 件のコメント:

青蛙 さんのコメント...

katuさん。そうですね。人がいるから鉄道が敷設されます。鉱山、寺社、城、工場などがありそこに行きかう人々の足となる鉄道。もちろん車両自体にも大いに興味を持ちますが
人々の生活感のある鉄道風景がいいですね。情緒あふれる風景も素敵です。車両だけではそこ鉄道の存在感が湧きませんし、環境を含めた全体像が見えてきません。いろいろありますが鉄道散策は奥が深い趣味だと小生は思います。

katsu さんのコメント...

青蛙さん
1970年代に入って地方私鉄ではもはや魅力ある車両は無しとずっと思っていたのが、視点を変えると車両はどうでも良くなる撮り方に気付いたのがこの頃でした。
青蛙さんも同じだったのではないかと思います。
奇抜な光りと影の写真でもなし、編成写真でもなし、形式写真でもなし、当たり前の鉄道の日常を撮る。
好みは人それぞれですが鉄道写真の楽しさは果てしないですね。

青蛙 さんのコメント...

katsuさん。その通りですね。いろいろ見方があって面白いのです。無機質な車両だけを画面いっぱいに映し出している風潮にはあまり関心は持てませんが趣味の世界は奥行きが広いですね。

katsu さんのコメント...

青蛙さん
最近は全く途絶えてしまってますが「今日の1枚」の投稿またやりたいものですね。