案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2013年7月14日日曜日

草軽電鉄の模型

先日、大学鉄研OB会のM先輩が製作された草軽電鉄の模型を45年ぶりに拝見。アメリカン3フィーターの10.5mmゲージの部品を使った尺度1/70で、昭和38年頃の製作だそうです。

9mmゲージがまだ無かった頃の軽便模型はナローの部品などはなく16番16.5mmゲージの部品を加工して使ったりで、アメリカンナロー10.5mmゲージの小さな台車や車輪を使うのはとても贅沢に感じたものであった。草軽の1/70ナローを手に取るとやはり1/87ナローとはボリューム感がかなり違う。

草軽デキ12形+ホハ30形とボギー無蓋貨車

1/70草軽列車と1/87頸城ホハ2

1/70草軽ホハ30形と1/87頸城ホハ2

1951年 映画「カルメン故郷に帰る」に登場した草軽ホハ30形. テレビ放映画面

2 件のコメント:

lodgershinmeishrine さんのコメント...

カルメン故郷に帰るのショットがきれいですね!
初めての国産カラー映画と聞いています。
私事、草軽電鉄の碍子をコレクションとしています。
廃線直後に草津温泉駅跡で入手した(引っぱがして来た)物です。

katsu さんのコメント...

lodgershinmeishrineさん
「カルメン故郷に帰る」は確かに国産初の総天然色映画でしたね。
1951年公開の映画が最新デジタル技術で驚くほど鮮明な映像になっていました。
よくテレビ映像を静止画で撮っているのですが、ほんとうはブログに公開はまずいのでしょう。いつでも引っ込めるつもりでいます。
草軽電鉄の碍子のコレクションとは変わっていますね。