遠州鉄道から車体のみ購入したクハ1602と1603は、北鉄の手持ち台車を次々と交換して行ったようだ。車両竣功図によれば元々は日車D-16 軸距2200mmであったが、こんな極小軸距のブリルに履き替えた実にユーモラスな時代があった。
撮影:1964.12.29
加南線クハ1603のブリル 軸距1219
加南線クハ1603 山代
加南線のクハ1603(元遠州鉄道クハ) 河南-山代
極小軸距のブリルを履くと車体とアンバランスな台車で実に魅力溢れる電車となる。
大聖寺川を渡って草ぼうぼうの区間を行く。河南-山代
こちらは加南線モヤ503のブリルだが1ランク上?と推定される(軸距1473? )