会場が「東京ビックサイト」と言ってもいつもの東京国際展示場ではなく、りんかい線東京テレポート駅 or ゆりかもめ青海駅下車したところに仮設した臨時施設「東京ビックサイト 青海展示棟」であった。ビックサイトが分散しややこしいことに。
この展示会の中心が全国高等学校鉄道模型コンテストで、Nゲージ・モジュールレイアウトには高校生の感性が詰まっていて興味深いものがあった。どのモジュールが鉄道模型ではなく模型鉄道の楽しさ追及しているかの観点でみると、目に留まったのが以下の3作品であった。
モジュールが普及したせいか作品にはひどい水準以下もあり、ざっと見て回ると今年はレベルの差が大きくなっている印象があった。ただし凄腕モデラーが見たらどれも物足りないのは当然でしょう。
広島城北中・高等学校の作品「 瀬戸内の夕景」
作品のしっかりしたテーマやコンセプト。
車両~運転~レイアウトまで物語性のある模型鉄道の楽しみ方を理想すると、このモジュールはそれに当てはまるでしょう。
瀬戸内海の4つの街を凝縮した「瀬戸内の夕景」
立教池袋中学・高等学校の作品。ある地方の祭りで賑わう駅前通り。
桐蔭学園高校の作品。とてもNスケールに忠実な感じが溢れ、夜景のテーマがいかにも女子らしい素晴らしい作品。
Nゲージのフレキレールは今どうなっているのかのお勉強でした。 このフレキではナローもNもローカル私鉄には使えません。
今や模型のウェザリングもここまでやるのかと思ったら、画材のパステルを使った線路やストラクチャーのウェザリングで画材屋さんのブースでした。