案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2018年10月19日金曜日

熊本市交通局 新町の風景

写真展では熊本市電の「新町電停のご婦人のたちのパラソル」で建物の話題がいろいろ出ました。そこで新町前後の街並みをアップしてみます。当時の熊本市内の建物は至るところ大変に魅力的でした。


なんとも魅力的なイカリソースの看板がある柿山商店の店先と、隣の長崎書店の建物。
新町 1967.3.4 

新町手前の専用軌道    新町 - 塩屋町

西辛島町
今回の写真集ではほんの一部しか取上げなかった熊本市街。改めて見ると新町だけでなく各所に魅力溢れる街並みがあった熊本市街でした。その多くが組写真としては没でしたが、写真単品でなら楽しめそう。

6 件のコメント:

モハメイドペーパー さんのコメント...

 このあたりは今でも辛島町界隈とはだいぶ雰囲気が違いますね。洗馬橋までの専用軌道は、都電の角筈から新田裏への回送線を思い出します。

H.Kuma さんのコメント...

写真展の成功、おめでとうございます!

熊本市電は今年の夏に再訪しまして、新町電停でも少し撮影の時間をとりました。
http://hkuma.com/rail/minakyu/minakyu01.html

柿山商店も長崎書店も建物自体はほぼこの写真のままでしたが、背景がビルに囲まれ大きく変わってしまいましたね。
空の広い当時の光景が、katsuさんの写真でこうして拝める事に感謝です。

katsu さんのコメント...

モハメイドペーパーさん
昔の西辛島町の写真を貼ってみました。あの頃の街並みは素晴らしかったです。

katsu さんのコメント...

H.kumaさん
ありがとうございます。
貴サイトで今の新町電停を確認できましたが、
まさかの柿山商店と長崎書店どちらの建物も残されているのが意外でした。
今回の写真展ではこの建物が随分話題になりスマホで今の写真を見せてくれたり、
多くの方が現在の状況を語ってくれました。
背景のビルが凄いんですね、ありがとうございました。

Cedar さんのコメント...

写真展でも写真集でも熊本市電は印象に残りました。雨・人・電車の組み合わせがなんとも魅力的でした。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
熊本の雨を嫌って大分に逃避してから、また熊本に舞い戻って晴れの日を撮ったのですが、
晴れより雨の方がずっと良い結果に。
路面電車は道路が濡れて光っていた方がよいみたいですね。
雨傘も変化がでます。