10年前の2007年春に消えた鹿島鉄道。その6年後2013年に茨城県立小川高校が閉校したのを今日Facebookで知った。あの「かしてつ応援団」の中心として活動した小川高校。鹿島鉄道が消え、その後、小川高校まで消えてしまったとは、なんとも悲しい。
2002年から2007年にかけて、鹿島鉄道の沿線にある中学校や高等学校の生徒会が組織し鹿島鉄道の存続運動を展開した「かしてつ応援団(鹿島鉄道沿線中高生徒会連絡会)」の中心として活動した。
2010年度より募集停止、2012年度末閉校→茨城県立中央高等学校に併合が決定しており、2013年3月に最後の卒業生を送り出し閉校した。wikipediaより
最終日の記念切符
廃線前に通った小川高校下駅はこんな感じであった。2007年3月
廃線して12日が経った錆びたレールと使われなくなった駅。2007年4月
小川高校下駅に向かう道。2007年4月
廃線後も残る「かしてつ応援」のペイント。2007年4月
鉄道が無くなり、並走する道路のバス停「小川高校下」で待つ高校生たち。この頃はまだiPhone、スマホが普及していない時代であった。2007年4月
線路際の田んぼにキジが舞っていた。
霞ヶ浦を行く鹿島鉄道。桃浦-小川高校下 2007年3月
4 件のコメント:
小川高校の閉校は近隣小中学校まで関連する大規模なもので、施設の新しい旧小川高校を
改修し隣接する小川南中学校を移転。空いた旧小川南中学校跡は古い校舎を建て直し
近隣の小川小学校と茨城空港南側にある橘小学校を統合、小川南小学校として移転。
現橘小学校から新しい小川南小学校までは4km近くあるので移転後の通学は大変でしょうね。
置き猫さん
詳しい情報をありがとうございました。
少子化でこれからも各地で学校の統廃合が進むのでしょうね。
新しく生まれ変わる学校の陰に消える学校ありで、
生徒たちは廃線と同じような寂しさを感じことでしょう。
昔から鉄道の廃止は、進学する高校の選択に影響を与えると言いますが
特に昨今は少子化の影響もあり、劇的な生徒減→統廃校に追い込まれる例は
少なくないように感じます。
逆に鉄道があるため、通学の便が確保されるということで、地域の高校が
統廃合される例もあります。
なんとも難しい話ですね。
ねこあたまさん
通学時間に溢れんばかりの高校生を運んでいたよき時代の列車が懐かしいです。
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