デザインにもお国柄が現れているのが楽しいですね。ヴァイオリンなんかも、音響学的に最良なのは棺桶型で、あの形は見た目上のこだわりが絶対にあると聞いた事があります(一説によると女体型だとか…)。やはり「遊び心」もデザインの内なのでしょう。いかにも優美な英国型、肉厚な米国型…う~んなるほどと思います。好みのデザインテイストとか、作り手の思い入れ、見た目のこだわりをたっぷりに盛り込む事ができた時代だったのですね。「遊び心」なんて軽薄な言い方なのかもしれませんが、やはりそれを感じます。
esehokuさんヴァイオリンのあのカタチは数百年前に生まれてからほとんど変わっていない。完成しつくされて変えようがないのだと思います。種々雑多なカタチがある他の楽器とはかけ離れていますね。蒸機機関車は作り手のセンスを織り込んだところが確かにありますね。ただ動力伝達部の形状の美しさはセンスよりも理にかなったカタチの結果なんでしょう。
製造国による特色として実用的なアメリカ製(3020形)、保守的なイギリス製(1900形)、機能的なドイツ製(60形)と臼井茂信さんが述べています。(国鉄蒸気機関車小史)古典機関車をみる楽しみはこんな点にもあるのでしょうか。各地に散らばっていた蒸気機関車の再掘り起しのきっかけとしてこのブログの取り上げ方は良いと思います。9
青蛙さん臼井先生の製造国の特色はうまい表現ですね。なるほどと思います。これらをお手本にした国産機にオリジナルのイメージが残っているところが面白いですね。
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4 件のコメント:
デザインにもお国柄が現れているのが楽しいですね。
ヴァイオリンなんかも、音響学的に最良なのは棺桶型で、あの形は見た目上のこだわりが絶対にあると聞いた事があります(一説によると女体型だとか…)。やはり「遊び心」もデザインの内なのでしょう。
いかにも優美な英国型、肉厚な米国型…う~んなるほどと思います。好みのデザインテイストとか、作り手の思い入れ、見た目のこだわりをたっぷりに盛り込む事ができた時代だったのですね。
「遊び心」なんて軽薄な言い方なのかもしれませんが、やはりそれを感じます。
esehokuさん
ヴァイオリンのあのカタチは数百年前に生まれてからほとんど変わっていない。
完成しつくされて変えようがないのだと思います。
種々雑多なカタチがある他の楽器とはかけ離れていますね。
蒸機機関車は作り手のセンスを織り込んだところが確かにありますね。
ただ動力伝達部の形状の美しさはセンスよりも理にかなったカタチの結果なんでしょう。
製造国による特色として
実用的なアメリカ製(3020形)、保守的なイギリス製(1900形)、機能的なドイツ製(60形)
と臼井茂信さんが述べています。(国鉄蒸気機関車小史)
古典機関車をみる楽しみはこんな点にもあるのでしょうか。各地に散らばっていた蒸気機関車の再掘り起しの
きっかけとしてこのブログの取り上げ方は良いと思います。
9
青蛙さん
臼井先生の製造国の特色はうまい表現ですね。
なるほどと思います。
これらをお手本にした国産機にオリジナルのイメージが残っているところが面白いですね。
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