仙台と云えば仙台市電が思い出される。
上野から夜行車中泊で朝を迎える仙台は東京から丁度よい距離で、朝から効率よく動くことができた。
夜行列車で到着する早朝の地方都市と云えば、ひと気のないうす暗い駅前に路面電車が走っている風景が定番であった。
前夜20時50分に上野を出発した青森行き鈍行列車は仙台に30分遅れで5時半頃に到着。
大都会仙台も早朝の駅前は人もまばらで通勤・通学時間前のひっそりとした風景であった。
昭和38年9月の仙台行きは市電と仙台機関区を同時進行で撮り、朝暗い内から仙台の街を駆け巡った。
あの時の風景の今をGoogleストリートビューで覗いてみるとその変貌ぶりに驚くばかりである。
全点ポップアップ拡大画像になります。 撮影日 1963.9.29
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日が昇る前の朝の仙台駅前 |
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様々な看板がいかにも地方都市らしい駅前 |
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大都会仙台の駅前もこんな風景であった. 駅前の丸光百貨店が増改築中 |
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仙台駅前の停留場 |
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仙塩街道を行く10系統原町行. 花京院-小田原一丁目
花京院を出るとさんさんと差す朝日を浴び東北本線を越える.橋の碑は今もそのまま残る.
現在はこの上に新幹線高架ができうす暗い光景に一変した。 |
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仙塩街道を行く10系統原町行. 花京院-小田原一丁目
東北線を越えると左にカーブする. |
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仙塩街道を行く9系統原町行 |
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花京院. 9系統 大学病院前行き |
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花京院の交差点 |