案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2022年6月21日火曜日

熊本電鉄 藤崎宮前

 フルサイズに拡大して見ると昭和42年の駅周辺の看板、建物、人、クルマなど様々なものが見えて来ます。

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熊本電鉄 藤崎宮前駅 1967.3.6
駅前大衆食堂の御献立メニューが読めます。

藤崎宮前の駅と周辺の素晴らしき建物。


藤崎宮前


熊本城を望む駅前風景。


藤崎宮 鳥居前の電車通り。


最も看板が多い電車通りの1枚。


藤崎宮前の分岐点を直進する1系統。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

藤崎宮前の大きな写真をアップして頂き,ありがとうございました。
実は,熊本電鉄の駅舎の大判の写真がアップされたとき,熊本城を背景にした市電の写真も大判で見たいと思ったのですが,
心が読まれたかのように,願いが叶いました。
熊本城の天守閣を望むS字カーブを走る2両の電車,これ以上はないすばらしい構図と思います。
何かを抱えて歩いている女の子も気になりますね。
生き生きした市街のたくさんの写真,これからゆっくり楽しませて頂きます。
この時代に写真を撮影されたこと,写真を大切に保存してこられたこと,
そしていま公開して頂いていることに,心より感謝いたします。
H.O

katsu さんのコメント...

H.Oさん
ありがとうございます。
路面電車が楽しいのはこんなところにあると思います。
車両はなるべく小さい方がよいですね。
今回の写真は全て巨大にアップできますが、この長辺2048pixはスマホで撮って
その場で投稿するとリサイズされる今では当たりまえの画像サイズです。
本画像は昨日再スキャンしてみたものでネガやスキャナの劣化はあまり無さそうで安心しました。

鹿部電鉄 さんのコメント...

熊本電鉄は、修学旅行で通りがかりに踏切で見た印象しか残っていません。でも時期的にはズバリkatsuさんが写真に収められた頃であり、2枚目の駅に停車中の電車のイメージそのものでした。塗色はくすんだ赤とベージュですよね。
ストリートビューで現在の藤崎宮前を見るとビルに囲まれて全然駅らしくないし、乗り場の案内看板さえも申し訳程度にしか見当たりません。市電は撮影の数年後に廃止されてしまったようで、55年前のターミナル?の存在感は見る影もありません。熊本城どこにあるの?って感じですね。まっ、それだけ市民にとっては便利になったということでしょうけど、昔鉄の心理としては寂しさ禁じえません。

katsu さんのコメント...

鹿部電鉄さん
熊本電鉄のカラーをよく覚えていましたね。
その通りでカラー画像を一点追加してみました。
この時のカラーは全てオリンパスペンで撮っていました。
ストリートビューで現在を見ると当時の痕跡は皆無ですね。
始発駅が熊本駅から遠く離れてよく存続していると思います。