7月20日発売のTMS 8月号、失われた情景 第26回は「漁港がすぐそば 滝駅」です。
北陸鉄道の非電化路線「能登線」はまさに日本の夏でした。
能登半島を走っていた能登線の夏は海水浴客が賑やかで、
朝は殆どの気動車が出揃っていて様々な気動車+客車が海辺へ行き来していた。
何でこんな駅に降りたのかと思っていたのが羽咋から二つ目の滝駅。
ここから柴垣へ向って歩いて撮影ポイントに行くのが目的で下車したのであった。
昔の航空写真で小さな漁港と漁村そして滝駅の配置を知りジオラマ題材に纏めてみました。
ほとんど記憶は無いけどあの時の写真には様々な情報が記録されている。
案内文章
高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった。
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
を回想してみました。