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高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2018年9月25日火曜日

都電8系統 恵比寿から渋谷橋へ

8系統の恵比寿を過ぎて明治通り渋谷橋交差点まで追ってみました。
東京オリンピック開催後3年の昭和42年、まだまだこの辺りの風景はのどかで、現在の渋谷橋あたりの大通りを見ると全く別世界になってしまった。毎年毎年こうして今昔の差が開いていくのでしょう。
撮影:1967.12.03
恵比寿の山手線ガード下。

左の車はこれですね。1965年東京モーターショウのスバル1000

渋谷橋から恵比寿へ向かっている8系統。

のどかな渋谷橋交差点近く。

街並みに1200がよく似合う。

渋谷橋で明治通りの34系統に合流する。

渋谷からやって来た34系統、そして8系統が分岐する渋谷橋。
空が広い! 

5 件のコメント:

U-BOAT さんのコメント...

こんにちは。
よく見ると、1枚目と2枚目の写真はナンバーを付けていない車が走っていますね。
サニーでしょうか?
恐ろしくのんびりした時代です。

U-BOAT さんのコメント...

すみません。よくよく見てみたら、仮ナンバーのように見えるものがぶら下がっていますね。
でも所定の場所でないところに針金か何かで引っ掛けているような感じなのも許された時代なのかもですね。

katsu さんのコメント...

U-BOATさん
気が付きませんでした。確かにナンバープレートがないですね。
ネガの左隅まで取り込んでみました。
左隅に仮付けされたのが仮ナンバーなのでしょうね。
クルマはスバル1000と読めました。
1965年の東京モータショーに登場した憧れのクルマで
日本のクルマ社会の幕開けの時代でした。

Cedar さんのコメント...

1200って我が家近くには走っていなかったので、あまり好きではなかったですが、この街なみには似合ってる気がします。渋谷橋あたりも変わらないのは古川だけですね。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
古川と言えば、学生時代によく行った橋のたもとのラーメン屋の味が忘れられません。
今でもあの味を超えるものは見つかりません。
店は今でもあるようですが、いつも開いてないようでした。
この辺りは麻布の地名とはイメージ合わない町工場地帯ですね。