その後、コメント戴いた片岡さんから、鉄道ファン誌95年に掲載された記事を紹介いただきました。藤田炭鉱宗谷鉱業所専用線 "ここはボールドウィンの機影を追った最北の炭鉱鉄道であった″ の記事(安保彰夫氏、宮田寛之氏)を読むと小石と藤田炭鉱の概要が判り片岡さんの推測を含め写真に解説(推定)を加えてみました。
小石駅には北拓炭鉱のナロー線も出ていて背後は北拓のホッパーと思われる.小石駅から藤田炭鉱専用線に入るカーブのところで休むボールドウィン.
炭鉱専用線の終点にある藤田炭鉱宗谷鉱業所で、写真(下)の奥に積込ホッパーと思われる屋根が見える.
小石で空の貨車を引き取って藤田炭鉱へ戻るボールドウィン8112.背後の山に北拓炭鉱の住宅が並ぶ.
国鉄天北線(音威子府~南稚内1989年廃線)の小石駅 昭和40年7月26日
小樽市総合博物館に保存された キハ031
写真1枚目の小石駅構内の北拓ホッパーを反対側から見る.
参考:鉄道ファン誌1995年 藤田炭鉱宗谷鉱業所専用線
小樽市総合博物館に保存された キハ031
写真1枚目の小石駅構内の北拓ホッパーを反対側から見る.
参考:鉄道ファン誌1995年 藤田炭鉱宗谷鉱業所専用線
2 件のコメント:
私事ですが、SLブームの頃はまだ小学生で、なんだか周りの雰囲気に合わせてよくわからないまま夢中になっていたように思います(後のスーパーカーブームの時みたいに)。
だからその当時、ボールドウィンとかピーコックとかクラウスなんてメーカー名はなんとなくインプットされていただけでしたが…歳と共にいろいろとわかってくると、語感の違いからアメリカの物・ドイツの物etc…と合点が行き、更にはその国ごとのデザインの違いもわかって来て、楽しみが深まった気がします。
ボールドウィンはいかにもアメリカ製の、アメ車にも通じるようなゴツさとアクの強さを感じさせますね。
(自分で言っておいてナンですが、表現力に乏しい文章からは伝えきれないのですが…(^-^ゞ)
前にも書いたかもしれませんが、こんなにも個性だらけの地方私鉄の事をもっと早く知っていたらと、ちょっと悔やまれてなりません。 ン十の手習いですが、このブログ内でいろいろと教えていただいています。
esehokuさん
本州では東野鉄道、岩手軽便鉄道、各地の森林鉄道などの小さなボールドウィン機も堪らない魅力です。
こんな軽量クラスになると大変繊細な感じがします。
といっても見たこともない遠い昔に消えてしまった蒸機ですが。
北海道の美しいテンダー機はボールドウィンの極め付きだったと思います。
ボールドウィン機が模型によく取り上げられて来たのは機関車の魅力と伴に
ボールドウィンが活躍した情景の魅力や物語性があったせいなのでしょう。
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