九州の地方私鉄、路面電車めぐりで毎夜宿代わりに利用した夜行列車。この1枚は確か鹿児島で夜行列車に乗り早朝の鳥栖に到着した時でしょう。駅で顔を洗いパンをかじり熊本へ引き返したのか、あるいは長崎へ向かったか?
そんな1枚をスキャニングした後、トリミングもゴミとりも調整も何もしないでリサイズだけした画像を試してみました。これは楽です。
1967年3月1日、鹿児島20:11発の門司行夜行鈍行列車に乗り込む。鈍行列車のせいかお茶や弁当売りはほとんどやって来ない。隣の急行発車ホームには駅弁もたくさんあったのに・・・・。改札が始まっても乗り込んでくる客はまばらで西鹿児島で地元の客が乗ってきて少しだけ席が埋まったがすぐにガラガラの夜行列車となった。一人で1ボックス占領し今日一日の疲れでぐっすり眠れそう。
翌3月2日4:41定刻に鳥栖に到着し隣のホームに停車しているローカル列車に乗り込んで目が醒めると博多に到着。鳥栖で長崎行に乗ったつもりが列車は逆方向の長崎発門司港行きであった。博多で6:49発急行「雲仙 西海」C60牽引列車に乗って引き返し長崎へ向かう。長崎に10:27到着したとたん南国の明るい太陽のもと異国情緒豊かな音楽が聞こえてきて南国ムード満点であった。
と、旅の記録を読み返してみると狂電関人さんご指摘の通り朝の陽ざしの方向からすると写真は東京発長崎行きの下り夜行列車急行「雲仙 西海」かも知れません。
と、旅の記録を読み返してみると狂電関人さんご指摘の通り朝の陽ざしの方向からすると写真は東京発長崎行きの下り夜行列車急行「雲仙 西海」かも知れません。