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高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2015年8月13日木曜日

静岡鉄道:静岡清水線の車両

先日、静岡鉄道長沼工場にいた魅力あふれる小型電車を紹介しましたが、
当時(1967年)の静岡清水線ではこんな電車が活躍していました。

撮影:田辺多知夫氏  1967.01.07

モハ5+クハ5

モハ5+クハ5

モハ18+モハ19

モハ18+モハ19

以下は自社長沼工場で製造
モハ22+クハ22
モハ21~25の顔はまるでディーゼルカーのよう.百変化のお面が面白い.

100形の変な顔も次第に整っていくのですね.

300系.こちらも時代とともに顔が変わる百面相の電車.

4 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

モハ5は新製当時はドアに折りたたみステップ付きで清水市内線に直通していたらしいですね。戦後静清線が鉄道になったときに直通をやめたとか・・・

katsu さんのコメント...

Cedarさん
私は静岡清水線の電車はさっぱり分かりませんが、これも経歴がよく分からない電車です。
この電車で鉄道線から市内線に直通とは堪りませんね。

宵闇 さんのコメント...

この時代の鉄道ピクトリアルの静鉄特集を持っていますが、恐ろしく内容が濃いです。
因みに100型は熊本で乗りましたが車内にはセンターポールが立ち、白熱灯電灯を埋めた跡までが残る凄まじい電車でした。
こんな電車が時速100キロをかる~く出してたと静鉄は豪語していました。

katsu さんのコメント...

宵闇さん
静岡鉄道は駿遠線、鉄道線などの車両経歴が複雑ですが、鉄道ピクトリアルで静鉄特集が出ていたとは知りませんでした。
駿遠線だけでも複雑怪奇な経歴を持った車両が膨大にいましたね。
静鉄特集を是非見てみたいものです。