案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2019年10月7日月曜日

熊本電鉄の小型電車1

田辺さんのアルバムから熊本電鉄の小型電車を紹介します。

1969(昭和44)にあのカマボコ電車にパンタが付いたのが1両だけ居たのですね。
私が1967(昭和42)年に見た時はカマボコ電車は全てトレーラになっていて、パンタ付はもういないと思っていました。昭和36年にモハ51→電動貨車モ51になって1980(昭和55)年まで使われていたそうだ。まるで模型のようなカマボコ電車。

撮影:田辺多知夫 1969.2.13
電動貨車モ51、貨物の入替に使われていたのでしょうか。

菊池駅の構内。


電装解除されたホハ58。この種のトレーラはホハ52~54、ホハ58、59が在籍していた。
朝夕に高校生を載せてモハに牽かれていた。 菊池
ホハ58の台車ブリル76E


2 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

熊本のかまぼこ木造車はトレーラー姿しか見ていません。南武や小田急の電動車に牽かれて走る姿をキャッチ出来たのはラッキーでした。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
私が訪問した頃(1967年)は全てトレーラになっていると思っていました。
トレーラになってから意外に長く使われたのですね。