案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2018年5月17日木曜日

沼尻の落穂写真

以前から何回かオリンパスペンSで撮った軽便を紹介してきましたが、沼尻もオリンパスペンSで撮った写真は、軽便の面白さで1点たりとも無駄がありません。そんな沼尻から未公開画像を集めてみました。お題の「落穂写真」の呼び方は夢遊仙人さんからです。
             
撮影:1964.1.2~3

スキー客満載した列車の牽引を終えて一休み。沼尻のデルタ線構内。


スキー客はここから沼尻スキー場へ向かった。沼尻スキー場がある沼尻温泉まではかなり距離があるが、駅前には何もなく、きっと川向うにバス発着場があったのでしょう。

川桁行き列車が発車を待つ沼尻駅。この1枚のみ35mmカメラで撮影.

単車の客車からの眺めは、線路だけで絵になる風景。 よく見れば酸川野停留所であった。

会津樋ノ口で客車を増結。
位置を変えてもう一枚。左側にホームがあったのですね。右手に駅舎らしい建屋が見える。

最後部に1両増結が完了した長大編成の列車。会津樋ノ口

会津下館の駅舎。 手書きの駅名表示が味わい深い。

客車総動員の正月の列車は、数えると5両の凸凹編成。
右へ左へとカーブし高原列車は走る。

 小さなターンテーブル、給水塔、給油所などがある川桁の車庫風景。
昔、ここでコッペルCタンクが休んでいたことでしょう。

単端ガソと硫黄運搬の貨車群。翌日、単端は小屋の中に引っ込んだ。 川桁

2 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

一昨日はお疲れ様でした、大変楽しく有意義な時間でした。M君も喜んでると思います。
明日は静岡で鉄イベントに参加、Oゲージ走らせてきます。
大先輩に負けないよう、精々楽しんできます。藤枝にも伺えたらと思いますが時間が厳しそうかも?

katsu さんのコメント...

Cedarさん
先日は楽しい夜をありがとうございました。
重たい本をわざわざ持って来ていただき恐縮です。
貴ブログでレポートを朝の電車の中でニヤニヤして読ませてもらいました。
よい写真を並べて上手く纏めるもんですね。