昭和30年代後半の私鉄めぐりの旅では、さんざん利用した国鉄車両を私は殆ど撮らなかった。
蒸機から交代したDF50などは嫌われ者で特に撮らなかった。しかし今になってみると一時代の箱型電気式ディーゼル機関車はDF50でさえ魅力を感じてしまう。
ところで6両製造されたDD50はこの頃北陸本線で見ることができた。これはDF50よりずっと魅力的で、特にこの海坊主は昔の鉄道誌でも強く印象に残っている。今回も故田辺多知夫さん撮影の写真をアップしてみます。
ところで6両製造されたDD50はこの頃北陸本線で見ることができた。これはDF50よりずっと魅力的で、特にこの海坊主は昔の鉄道誌でも強く印象に残っている。今回も故田辺多知夫さん撮影の写真をアップしてみます。
撮影:田辺多知夫氏
DD50・3 1次型の海坊主 金沢 1963.07.12
DD50はこの海坊主の外観が強く印象に残る.
この数か月前1963年4月に金沢~福井間が交流電化された.
DD50・6 2次型 金沢 1963.07.12
2次型では外観イメージの向上が図られ海坊主独特の重厚感はなくなった.
DD50・3 海坊主 倶利伽羅 1963.07.12
DF50 541 富山 1963.07.12
この翌年1964年8月に富山~金沢間が交流電化された.
DF50 510 石動 1963.07.12