案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2013年1月14日月曜日

御殿場線 国府津機関区

小山機関区で扇形機関庫を1枚も撮らなかったのが悔やまれるが東京近郊では国府津にも扇形機関庫があった。この頃はどこでも扇形機関庫が見られ、扇形機関庫は模型では作らない事もあってか真剣に撮らなかったようだ。東海道線国府津から沼津まで巨体の貨物用D52が牽く旅客列車が数本/日あり、国府津機関区では5両のD52を確認することができた。

国府津機関区の水タンクの前に休むD5270     1963年4月

ターンテーブルとその周辺


歴史的建造物である優美な扇形機関庫
扇形機関庫にはD52235、D52403、D52335が休んでいた.

D52236の出番で5番線へ向かう.

発車時刻が迫る沼津行き旅客列車.沼津まで約1時間の汽車の旅が始まる.

御殿場線の栄枯盛衰については田辺幸男様が詳しく纏められた
「御殿場線の蒸気機関車」シリーズ315をお読み下さい。