案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2012年9月9日日曜日

小山のC50

北関東の交通要所小山に水戸線、両毛線の小山機関区があった。
小山機関区にはC50を主にD51や両毛線C58や真岡線C12なども居たようだが
1970(昭45)年頃には構内入換え用のC50だけになってしまったようだ。
小山には扇形機関庫があったが扇形機関庫は東京近辺でも見られ珍しくもなく、
何も撮ってなかったのが悔やまれる。

水戸線の列車とC50108. 小山  1970.05.24   クリック拡大
左手東北線と水戸線の間から扇形機関庫へ線路が延びていた.

C50154  背後は両毛線

貨物ヤードがやたら広かったようだ.



C50と両毛線

C50115

小山機関庫

4 件のコメント:

ゆうちゃん さんのコメント...

私も小山のC50を2・3度撮ったことがあります。列車の中からやホームからばかりだと記憶していたのですが、ネガ探していたら扇形庫を撮ったものがありました。本人の私は記憶がないのにボケが始まったか?

katsu さんのコメント...

ゆうちゃんさん、
扇形機関庫の写真ありがとうございました。
本日ブログに使わせてもらいました。

小山の扇形機関庫は全く撮ってなかったのでこの写真を見て
1970年1月4日から6月にかけての出来ごとを調べすっかり忘れていた昔を思い出しています。

T.F さんのコメント...

C50もさることながら、両毛線の電車も大変貴重です。70系4連の他、戦前形のクモハ60+クハ55の2連、70系4連+戦前形2連の6連、クモユニ74の併結もありました。
3番目の写真は正面の形状からクモハ60125に見えます。5番目の木製木枠のクハ76は76037ではないかと思います。また、後部にクモユニ74が併結されていることが判ります。
貴重な写真を公開いただき有難うございました。

katsu さんのコメント...

T.Fさん
両毛線国電の詳細な解説をありがとうございました。
両毛線国電は小山で身近にあったにも拘らず国電音痴な私にはネコに小判でした。
当時これらの旧型国電を撮っておけば後で貴重になると考えたのですが
とうとう何もしませんでした。
当時の両毛線の日常を撮っておけば今になって楽しめたのに惜しいことをしました。