案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2024年8月28日水曜日

西大寺の単端

巨大単端キハ8がキハ4を従えて砂川の鉄橋を渡る.
感激の西大寺鉄道名場面の写真をお借りしました。

ボギー気動車キハ6、キハ7のどちらかが検査の時はこのキハ8+キハ4が出動したようで、
珍品バケモノ単端キハ10の出番は滅多になかったようです.

この写真は西大寺・観音院の年一回の会陽(天下の奇祭「裸まつり」)の特別列車に関係する列車なのか? 1960年の裸まつりは2月の第三土曜2月20日でその10日前に撮影されている。

砂川の鉄橋を行くキハ8+キハ4+客車.高橋弘 撮影 
先頭のキハ8の屋根高さはボギー気動車キハ6の全高(ベンチレータ含 )並みに背が高く、後についた単端キハ4よりずっと背が高い。 1960.2.10  




1962年夏、私が訪問した時は庫内で休んでいたキハ8+キハ4.

4 件のコメント:

鹿部電鉄 さんのコメント...

一般的な単端は前にボンネットがあってエンジンが収められていますが、こいつはラジエーターだけが前に付いていてどうやらエンジンは床下にあるンですね。その分床が高くなり、背丈がやたら高いということですか。

katsu さんのコメント...

鹿部電鉄さん
この単端もキャブオーバーのバスと同じだと思います。運転席の横のエンジンカバーの中にエンジンが収められているよくあるタイプです。
元々のボギー車のボディの高さが大きいせいもありますが、何でこんなに高いのかよく分かりません。珍品バケモノ単端キハ10の方はこの写真キハ8よりも更に腰が高い感じがします。車両竣工図にある届出寸法より大きいのでは?

鹿部電鉄 さんのコメント...

Katsuさん
ありがとうございます。キャブオーバーですか、昔そんなバスありましたね。

katsu さんのコメント...

鹿部電鉄さん
私も子供の頃に乗った渋谷行バスがキャブオーバーでした。それが当たり前で何とも思わなかった時代です。