案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2024年10月3日木曜日

講演「地方私鉄めぐりの旅 魅力のナロー情景」より(2)

車両がいないナローの情景。
ナローは線路だけでも駅だけでも絵になる情景となる。

車両写真と走行写真を目指して「地方私鉄めぐりの旅」で撮りためた写真を50~60年後に見ると、ナローは駅が魅力的でこれらの写真は使い切った感があります。 


西大寺鉄道 広谷 1962年夏


井笠鉄道 井原 1962年夏


遠州鉄道奥山線 祝田 1964年春


仙北鉄道 米谷 1964年夏


頸城鉄道 大池 1970年晩秋


2 件のコメント:

モハメイドペーパー さんのコメント...

半世紀以上前は、ちょっと都会を離れればこんな風景が当たり前だったのですね。

katsu さんのコメント...

モハメイドペーパーさん
そうですね、当たり前すぎてカメラを向けることが少ない時代でした。
今の当たり前すぎる風景も凄いスピードで変化すると思います。
そしてあの時代に撮った写真、これも時代により価値観の変化があるものです。