案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2016年9月17日土曜日

美しき日本の風情5

夏の福島交通軌道線 1964年7月  撮影:田辺多知夫氏 
日本の夏の風情溢れる「さいわい橋」 

まるでジブリのアニメに出てきそうなシーン. 保原の電車通り


この写真を見た方からメールで位置情報を戴きました。ここは保原の交差点から掛田へ向かう電車通りで、左手にある勇屋(化粧品味噌店)と田澤商店(青果店)は今でも営業しているらしいとのことでした。Googleで確認してみると今の風景はこんなです。

今の通りと勇屋と田澤青果店.Googleストリートビュー

5 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

素晴らしい写真拝見させていただき、ありがとうございます。
保原にも行っているのに街の記憶が全くありません。

katsu さんのコメント...

ねこあたまさん
のんびり、のどか、ほのぼの、味わい等、
質素な風景の中にある趣、情緒の美しさなんでしょう。

katsu さんのコメント...

Cedarさん
写真の2年後の年末に訪れた時の保原は大変賑わっていました。
大晦日のせいか道路に人が溢れていて、
これが廃線するのかと意外な感じがしたものです。

chitetsu さんのコメント...

今の様子を見ると全く別の場所みたいですね。
路面電車の宿命でしょうが。

katsu さんのコメント...

chitetsuさん
あの時代に比べ、今や日本の至るところ大変な様変わりですね。
街中を行く路面電車はよけい感じるのかもしれません。
今の街並みがどんなに綺麗になっても、当時の味わい深さは何もありませんね。
chitetsuさんの建物シリーズは、あの時代の街並み題材の辞典みたいです。