驚くことに、このDB605イノシシ機関車はなんと豚と衝突して川に転落したそうで、この時の写真を見るとひっくり返ったDBは前後が山型ボンネットでDB605であることが判ります?
ところが、DB606はそれとは別に藤枝に変わったDB606がいました。これは赤穂鉄道から来た元CタンクのDB化で駿遠線DB機関車の中で唯一自社工場ではない機関車だったようです。
豚と衝突したあと部品が使い回しされたDB605、そして2タイプいたDB606、これらの関係はよく判っていないようです。
中村修 著 「駿遠線物語」袋井工場物語の表紙にあったDB605の写真.
単端式なのにバックギヤ運転で大手線を走ったことがある機関車、豚と衝突して川に転落した機関車など逸話溢れるDB605。その存在はある時点で消えてしまったのでしょうか。