2020年2月8日土曜日

50年前の白髭の写真

ブログをやっていると時々昔の写真に写った方からメールを戴くことがあります。
昨日は私の写真集で江若鉄道白髭駅の写真に写った方からメールを戴きました。

50年前の昭和44年10月19日、あの日は湖中鳥居が見える江若鉄道白髭駅で待機していると突然現れたのが写真の貨物列車でした。その写真に写ったのがカメラを持った人。京都の鉄道ファンで大学生時代だったそうです。
この方からこの時の写真を送って戴きました。白髭神社がある駅の建物と湖中鳥居によく似合う家族のひとコマが実にいいですね。

 京都の鉄道ファンが撮った素晴らしい写真。和服の人が次の列車で京都へ帰る家族と見送りの挨拶をしているところか。兄弟らしい弟の方は挨拶より列車が気になり何かやってきたぞと覗いている。1969.10.19

上の写真を撮った人が私の方に振り向いた一瞬。私の写真集で使った写真です。
二人の写真の時間差は数秒でしょう。1969.10.19

50年前の一瞬の共有が分かるのは鉄道ファン同士ならではで、ほんとうに幸せな趣味だとつくづく思います。

昨年の写真展で感動した白髭の湖中鳥居の写真。

4 件のコメント:

  1. 素晴らしいですね、50年前の風景と時間を共有した人とこのような形で再会?するとは。
    江若鉄道の貨物列車といい湖中鳥居といい、こちらも素晴らしいです。

    私のHPでも尾小屋鉄道の写真に写っていた子供さんから、数十年経ってそれは私ですと言ってメールをいただき、それ以来今でもお付き合いしています。

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  2. 石鉄さん
    昔の尾小屋鉄道の写真がご縁で今でもお付き合いとは良かったですね。
    尾小屋鉄道と言えば、先日は小松の高校同窓会に呼ばれ
    尾小屋鉄道の写真を見ていただき故郷を語ってもらいました。
    遠い昔の鉄道写真で結ばれるご縁、ありがたいことです。

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  3. 昭和44年10月19日と言うと廃止直前ですね。当時大学生だった私も同じ頃江若鉄道を訪ねましたが、Katsuさんには(多分)会ってないと思います。その後幾度となく、もう列車が走らなくなった白髭の鳥居前の湖畔で在りし日を偲びました。思いが高じてキニ9(びわこ型)とキハ24(キハ07貫通型)の模型を作り、鳥居をバックに写真を撮ろうと企んでいましたが、いつの間にか路盤も道路の拡幅で消えてしまいました。ええ、模型は50年を経た今も健在です。

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  4. 鹿部電鉄さん
    私が行った秋は廃止直前で
    日曜日にも拘わらず鉄道ファンらしきを見掛けたのは数人くらいでした。
    この頃に鹿部電鉄さんも行かれたのですね。
    廃線後も白髭の湖畔へ行かれたとはよほど白髭の想いが強いですね。
    キニ9などはいかにも江若鉄道ですね。
    模型を眺めていると江若の風景が浮かんでくることでしょう。

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