2020年2月15日土曜日

西武多摩川線の今昔2

昨年11月に訪問した身近な西武多摩川(旧是政)線を先日再び訪れてみました。
現在の競艇場前駅と昔の砂利採取場の写真を比較してみると、
57年前の多摩川(旧府中)競艇場の位置はどうやら今も変わっていないようだ。
西武多摩川(旧是政)線と多摩川競艇場のつながりは今も続いていた。

こんな何の変哲もない多摩川(旧是政)線ですが、今朝、FBで昔教科書に出ていたそうで上林暁の「花の精」を紹介してくれた方がいました。
文中にガソリンカーが走っていた頃の是政線を描写したところがあり、この「花の精」は今年の大学センター試験の国語に出題されたそうです。この時代の是政線の描写に惹きつけられます。


ブルーの近江カラーが到着する競艇場前。2020.2.10
この日は競艇場が休みで昼下がりの駅はひっそりとしていた。  

橋上駅から見える多摩川競艇場に初めて気が付いた。
時々ボートの調整かバリバリとエンジン音が聞こえてきた。
砂利積込場にあった側線が今は住宅地に。右手道路沿いの防音壁の向こうが競艇場。


57年前の砂利積込場とその向こうに多摩川競艇場。 1962.8.27

砂利積込場とその背後にある多摩川競艇場。

57年前の競艇場前風景。武蔵境へ向けて発車したモハ151+クハ1152。

競艇場前の先を左カーブするところにやって来た是政行(もう一本のモハ151形編成)

上の写真の現状。 2019.11.8


競艇場前から延びていた引込み線。

9 件のコメント:

  1. モハメイドペーパー2020年2月16日 11:20

     いかにも西武という光景ですね。構内のレールは30kgでしょうか。

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  2. 母方の祖父母が多磨霊園に眠っているので、毎年墓参に行くのですが、普段はKO多磨霊園駅で降りてバスかタクシーを使うので、当時の自宅から(今の自宅からも)は遠回りになり「明後日の方角」にある西武多摩川線は無縁でしたが、ある時「南武線南多摩駅で降りて多摩川の橋を渡り、是政駅から西武多摩川線で『多磨墓地前』で降りる」という「裏道ルート」を教えられ、お彼岸などで多磨霊園駅からの参道が大渋滞するときなど、この「裏道ルート」を使うことがあり、多摩川の橋からは南武線のほか、武蔵野貨物線の鉄橋を渡る長い編成の貨物列車を見たこともあり、多摩川を渡る風のさわやかさを感じ取ることもできたのでした。
    多磨墓地前改め多磨駅は、裏側(東側)に大学や病院ができたり、また味の素スタジアムも近く、「闘狂萬国大運動会」の蹴球会場にもなっていることからか、今「妙な改造工事」が行われているようですが、構内踏切がある今のままでも十分にバリアフリーであり、東側にはバスやタクシーが入れる小さなロータリーるあるので、新たに無人の改札を設けるだけで十分だと思います。それよりも、せっかく大量の観客を捌くためにエレベーターまで作ったのに、単線化で無用の長物となった競艇場前駅での無駄遣いが残念に思います。

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  3. モハメイドペーパーさん
    昔の是政線今の多摩川線は写真で見ると構内のレールは30kg程度でしょうね。

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  4. 伊豆乃国さん
    是政線は昔の路線名や駅名がとてもよい感じで分かり易い気がしまね。
    是政線→多摩川線(現在)
    多磨墓地前→多摩(現在)
    北多磨→白糸台(現在)
    今の駅名を私はよく間違えることがあります。
    昔の趣が全て消えてしまった是政線と言っては過言でしょうか。

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  5. うーむ、是政線も多摩墓地前から先にまだ乗れていないんです。春になったらロストヴァージンしに行こうと思うんですが。
    おっと、昔の名前で書いてしまいましたね。

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  6. Cedarさん
    上林暁の小説「花の精」では北多磨(白糸台)から先を歩いたことを描写しています。
    現在の白糸台から是政まで「花の精」を想いめぐらして歩いてみると、
    何の変哲もない是政線が奥深いものになるでしょう。
    是政だけは昔の駅名のままが嬉しいです。

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  7. 私も間違えました。
    訂正します。
    多摩駅ではなく多磨駅でした。

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  8. 多摩川線は昔の郊外電車風情が辛うじて残っていて、プチ散歩には良いところですね。
    その割には是政までは一回しか行っておりません。

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  9. chitetsuさん
    多摩川線は余りに近場すぎてつい目が向きませんね。
    これと言ってカメラ向けるようなところもないと思いますが、
    多摩川線の昔を想像しながら散歩するのも良いですね。

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