2026年5月30日土曜日

2月終わりの庄内砂丘

「2月終わりの庄内砂丘」庄内交通 湯野浜線 1966年

丘に登り松林の向うに穏やかに開けた日本海を眺めると、早朝から撮り歩いて来た岩場が続く暗い日本海とは違って、優しい雰囲気を感じる海岸線だった。
モノクロ画像をカラーにしてみると、海辺の湿度感、砂丘、二月の終わり、小さな電車、曇天の海などの色が効いて、空腹を忘れ丘に登ったあの時のことがより鮮明になって来る。


庄内砂丘  1966.2.28


昔のネガに写った七窪駅を、今カラーにしてみると、庄内砂丘の曇天、潮風に揺れる防風林、枯草、木造駅舎の風化した壁、かすかに感じる生活感。 そんな細部が刻まれた現役の七窪駅が、より鮮明になって来る。


砂丘の中にあったひと気のない七窪駅。

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