2025年8月23日土曜日

京都市電 電停近衛通

1969年の京都市電。背後に京大吉田寮が写る写真を提供したところ「京大吉田寮百年物語」が送られてきました。大変立派な百年物語です。
 


 背後に京大吉田寮の建物.電停近衛通.1969.1.2

京大吉田寮百年物語.

2025年8月17日日曜日

多摩湖線 一橋学園

 


夕暮れ時の一橋学園駅.2010年1月

今日はこの画像を探すのに大変に時間が掛かった。2010年はブログを始めた頃で多摩湖線ブログのタイトル画にしたことがある。コンデジではなくマイクロフォーサーズで撮っていた時代で、あれから早や15年が過ぎた。
50年60年前のフィルムカメラ画像は路線名と年代で瞬時に出てくるのに、デジカメ画像は路線ごとに纏めていないので、日付だけが頼りとなる。
今回も日付が分らなかった。

ホッとする駅。
夕暮れが迫ると、静かな駅にふたたび人の流れが戻ってくる。
電車を降り、構内の踏切を渡って改札を出ると、すぐそこに商店街の灯りが待っている。
一日の仕事を終え、家路へと向かう安らぎの時間がある駅。
西武多摩湖線 一橋学園駅 2010年1月




2025年8月16日土曜日

夏の淡路 宇山

淡路交通 宇山駅 1965.8.2

電車は洲本駅を発つと、ガタガタと民家の裏手をかすめるように走り、洲本川を渡り左へカーブするとほどなく宇山駅に到着した。
 
駅長にお断りして構内へ足を踏み入れる。真夏の陽射しに照らされて線路上には垂直カルダン車など様々な異色車両が休んでいた。

駅の待合室の壁には、島まつり案内や、淡路交通労働組合の「ご利用のみなさんへ」迫りくる廃線に関する紙面が貼られていた。

ちょうどこの日は洲本の島まつりで花火大会や盆踊りがある。洲本行のホームでは子ども連れの家族が電車を待っている。きっと洲本の島まつりへ向かうのだろう。笑い声と東京にはいない喧しいセミの鳴き声が混ざり合い、空気は夏一色に染まっている。

ホームのひび割れた壁の向こうは車両工場だ。開け放たれた窓の奥では、さまざまな車両が改造や整備を受け、部品が並んだ風景はまるで模型を組み立てているかのようであった。

作業の合間、工場の人によく冷えた麦茶を飲ませてもらった。ひと口、喉を通ると、全身に涼しさが広がる。短いお礼の言葉を告げ、駅を後にした。真上では入道雲が、海から吹き上げる風にゆっくりと形を変えていた。


RMライブラリー267巻 淡路交通(上)に、この掲示「御利用のみなさんへ」が掲載されている。

洲本行の電車.

塗り壁が剥がれた宇山駅ホームと駅名表示.ホーム一つにも、かつては当たり前のように漂っていた情緒があった.


ホームの壁の向こうは車両工場.