田辺さんの高知駅前の1枚を見て、まだスキャンしていない高知市街のネガを思い出しました。
日本は高度成長期の後半、増産増産の工場は公害垂れ流し、クルマは一気に増え、1960年代も終わりを迎えていた。寅さん映画でよく見る懐かしい日本の風景(70年代)がスタートする頃であった。あれから48年もの年月が過ぎた。
古い時代を感じさせる高知駅前の1枚。1969.2.22 撮影:田辺多知夫氏
以下はその3ヵ月後 1969.5.5に私が撮った高知市街。
高知駅前と市中心部の「はりまや橋」を通って桟橋通五丁目を結ぶ桟橋線に単車300形が次々とやってきた。桟橋線 はりまや橋
桟橋線 はりまや橋
後免線知寄町行き。
高知城が見える市街。
鏡川を渡る桟橋線。
桟橋線の終点 桟橋通五丁目。対岸の工場地帯は大変な公害。この1枚のみ再掲。