山口線に登場した頚城鉄道2号機 1972.08.13 ユネスコ村駅
西武山口線で頚城鉄道の2号機が運転開始されたのは「さよなら運転」の12年前1972年6月3日。入線直後にユネスコ村駅に行くと雨の中を2号機が煙を吐いていた。この頃はまだ井笠の客車は入線してなく蒸機とは不釣り合いな密閉型客車を牽いていた。
雨の中、本物の軽便蒸機にファンが集まる. ユネスコ村駅 1972.06.04
山口検車区から西武遊園地駅へ出動する頚城2号機
そしてその年の夏には沿線や山口検車区を訪れた.井笠の1号機はまだ入線してなく蒸機は頚城2号機だけであった.東京近郊で火が入った軽便蒸機が列車を牽くのはほんとうに夢のようであった.
1972.08.13
頚城2号機 山口検車区 1972.08.13
バッテリー式機関車B11形13と並んだ頚城2号機 1972.08.13
向こうに鉄連軽貨車の台車が見える。鉄連の名残がおとぎ列車の客車台車に使われていたとは !
山口線には頸城のコッペル目当てでさんざん通いましたが、こんな客車を牽いてる時代があったんですね。知りませんでした。でもこの客車じゃ小さすぎて似合いませんね。
返信削除井笠の客車もえらく小さかった記憶があります。
山口線の汽車とおとぎ電車、懐かしいです。
返信削除Katsuさん同様、電車に乗れば数十分の距離にありながら数回しか行かないうちに無くなってしまったのは勿体無い事をしたと悔やまれます。
先日新交通システムの山口線車窓から軽便時代の線路跡を眺めて来ました。
それにしても、井笠鉄道解散のニュースはショックです!
鹿ヶ谷さん、お久しぶりです。
返信削除以前から鹿ヶ谷さんのレトロ写真館で素晴らしい鉄道情景の写真を拝見していました。
どれを見ても当時の情景が素晴らしい迫力で伝わってきます。
私が山口線で井笠の客車を撮った頃は元台湾蒸機に変わっていました。
コッペルが牽く井笠客車を撮っていなかったのが悔しい想いです。
精密な大型模型で完成した井笠客車は圧巻ですね。
chitetsuさんもお近くでしたか。
返信削除私は車で何べんも通過したのに当時の素晴らしさを何故か見落としていました。
なんと井笠の1号機が写っていなかったのです(泣)
素晴らしい井笠の客車は真っ赤なカラーリングが惜しかったです。
今朝「吊り掛け電車をもとめて」にアップされました井笠鉄道記念館、1号機など軽便鉄道遺産の今後がとても気になりますね。