案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2012年9月26日水曜日

沼尻鉄道 沼尻のデルタ線

沼尻駅のデルタ線は軽便ファンにとってはお馴染みで沼尻鉄道の素晴らしさの一つでした。
ある日のデルタ線を使った機関車付替えや列車の方向転換を、写真撮影順に並べてみました。
正月のため硫黄搬出は休みで翌3日から開始されました。


下り列車が到着し、ボギー客車2両+2軸客車を切り離した機関車DC122は後進してデルタ線へ向かう.

デルタ線を使って機関車を川桁方面に転回したところ. 1964.01.02

3両編成の先頭に機関車を連結し上り列車を仕立て出発して行った.
機関車付替えと機関車の転回を同時やってしまう便利なデルタ線だ.


次に沼尻にやって来たのはDC121が牽くボーギー客車3両編成

今度は機関車を切り離さず編成まるごと方向転換で、頭を川桁側に向けデルタ線上で待機する
上り列車 DC121+ボハ6+-ボハフ2+ボハフ1

そこへやって来たのが下り列車DC122+ボギー客車+2軸客車2両+貨車
上り列車がデルタ線上で待機していたのはこ列車が到着するためだった.

上の写真を撮って駅に引き返すと先ほどの列車(左手)は既に客を満載している.
ホームが無くても乗れるのが軽便のよいところ、お客はデルタ線上で乗車したようだ.
DC121が牽く上り列車はこのデルタ線上から発車して行った。

4 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

このところの沼尻シリーズ、電車屋の私でも痺れる風景に見入っております。

デルタ線の様子は軽便なのにのびのびとした感じがしていいですね。

chitetsu さんのコメント...

軽便モジュール倶楽部のテーマで沼尻鉄道メンバー作った時に、沼尻駅はメンバー全員で写真を掻き集めて製作したので、写真を拝見すると新しい発見が細かい所で一杯ありますし、実物を見ていないのに何故か懐かしくもあります。
今年の春沼尻の中ノ沢温泉にメンバーと泊まりに行きましたが、沼尻駅は今も健在でした。

katsu さんのコメント...

Cedarさん、ありがとうございます。
私にとって沼尻鉄道は極めつけの軽便でした。
何と言っても当時の裏磐梯のロケーションが軽便にとって出来過ぎて? いました。
のびのびと雄大な感じは景色だけでなく軽便や人々が大らかだったせいもあるのでしょう。
マイカーブーム到来の直前でした。

katsu さんのコメント...

Chitetsuさん、軽便モジュール倶楽部で作られた沼尻鉄道を何回か拝見しています。
あまりの素晴らしい出来に衝撃を受けました。
やはり沼尻鉄道は多くのファンを惹きつける魅力があったのですね。
沼尻鉄道で撮った写真は1枚たりとも無駄にならない全コマが活用できる不思議な鉄道です。