案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年11月9日水曜日

西武是政線 砂利積込場

西武是政線の砂利積込場の1962(昭和37)年 夏の日の光景です。
多摩川の砂利採取は1964(昭和39)年9月に全面禁止となったので、その2年前ということに。
安比奈線では入間川の砂利積込ホッパーを見落としていましたが是政線にはしっかり写っていました。
場所は終点是政と競艇場前の中間です。


砂利積込ホッパー  1962.8.27
砂利積込場の全体風景.左の水面が多摩川競艇場のようです.   是政-競艇場前
2つのホッパーの間を是政線の電車が走っていた.

砂利積込ホッパー

砂利運搬の貨車群

安比奈線にいた西武の観音開きのトムとはこんな貨車だったのでしょう.

ト241  松葉車輪の貨車

ワフ33

2 件のコメント:

H.Kuma さんのコメント...

さりげなく古典2軸の石炭車が写ってますが、こんなのまで砂利運搬に動員されていたのですね。調べてみたら、鉄道省や筑豊鉄道から西武に移って来た物のようですね。

katsu さんのコメント...

Kumaさん
面白い情報ありがとうございました。
全く知りませんでした。
写真を拡大して確認すると元石炭車はホ5、9 ホム?4らしきが写っていました。いろいろと居たのですね。
トムにも古典的な貨車が居ました。