その2年後の昭和16年~19年に草軽電鉄モハ101~105を新造し、同じような板台枠台車が装着されている。更に昭和26年に製造された栗原電鉄(狭軌時代)モハ2400形も同様の台車を履いている。
これら軽便電車の台車はてっきり雨宮製と思っていたが、日鉄自動車製だそうで良く見れば枕バネや全体が微妙に異っている。日鉄自動車では雨宮製を参考にして雨宮そっくりな板台枠台車を製作したものと思われる。
日鉄自動車製 元草軽モハ103 (越後交通栃尾線モハ208) 1964.3.22
日鉄自動車製 元草軽電鉄モハ102 (越後交通栃尾線ホハ29)
日鉄自動車製 元栗原電鉄モハ2400形 (下津井電鉄サハ1) 1962.7.29
日鉄自動車製の板台枠台車(元草軽) 車輪径710mm 軸距1498mm
雨宮製の板台枠台車(花巻) 車輪径863mm 軸距1498mm
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