案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年1月10日月曜日

仙北鉄道 早春の軽便3

早春の仙北鉄道訪問は、1966(S41)年東北私鉄めぐり3日目の3月1日に朝早く瀬峰に到着している。仙北鉄道の瀬峰駅にある本社事務所を早朝に訪問したが、始業時間(8:30)前にも拘らずストーブがある部屋へ入れて戴き、新ダイヤグラムまで頂戴し、この日の撮影予定を3人で打合せることができた。事務所内で顔を洗っていると、下りの不定期貨物がそろそろ出発でDC機関車が忙しくロッドを動かし始めた。DCは奥にあった貨車の大半を引き出してきて、かなりの長大編成となった。

慌てて瀬峰駅近くの見通しの良い場所へ移動して待つ。一帯の田んぼに一面氷が張った朝、小学生や通勤者が軽便軌道上を瀬峰の町へ向かって歩き、トラックの音やスズメの鳴き声が賑やかになって、一日が動き始めた頃。遠くで軽くタイフォンが響き、貨物長大編成がゆっくりとこちらへ向かってきた。
これが1月8日アップした貨物長大編成である。

朝の貨車入替えに出動するDC103  1966.3.1 

朝の貨物ホームと貨物線。
貨物ホーム1本を挟んで、国鉄貨物引込線と仙北鉄道貨物線があり、ここで荷の積み替えが行われる。
貨物ホームの向こうに国鉄貨車が見える


国鉄貨車と並んだ小さな軽便貨車。

国鉄瀬峰駅の貨物引込線。
右手のトラックの先に軽便の貨物ホームがある。
国鉄ホームから連絡通路を渡ると右手に軽便の旅客ホームがある。
東北本線の電化も近い。 1964.8.4 

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