案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2010年9月26日日曜日

沼尻鉄道 白津停留場

沼尻で素晴らしいロケーションの一つに白津停留場がある。
停留場は白津の集落の中にあり、駅らしいところはなく道路端のバス停みたいである。停留場の前後がドロ軌道で、会津独特の造りの集落の中を行くドロ軌道の光景は堪らない魅力を感じさせてくれる。

道路端に軌道があり、白津で道路はS字に曲がり軌道を横切っている。陽が差してくると道路も軌道も泥だらけとなるが、正月朝のドロ軌道の泥んこは凍っていた。
白津停留場   1964.1.2

木造のバス停のような待合場。内部の時刻表は剥がされていた。
白津停留場

時刻表は隣の内野のもので、列車は上下各7本程度/日あった。

集落の中に溶け込んだドロ軌道。左へカーブすると写真下の直線部が続く。
白津 - 内野

軌道と道路の境はなく、枕木の道路側は土に埋もれている。
しばらく走ると集落を抜け、左手に磐梯山の雄大な景色が拡がる。白津-内野
上の写真の廃線後 2003.11.22

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